概要

レギュレーション:現代退魔編 PC人数:2-4人 配布経験点:なし 使用経験点上限:なし

予告

瘧(おこり)あるもの、海神(わだつみ)に依るべし 疵(いたみ)もつもの、望月(もちづき)に縋るべし 海鳴りの夜、虚ろなる波を手繰りて、まほらの眼(まなこ)を求めよ 果てよりの使い、来(く)し人に癒(なお)りの水を齎(もたら)さん ――白渦村の伝承より

日本海に面する僻地の集落「白渦村(しろうずむら)」は、住民の平均寿命の長さと、不思議な「癒(なお)りの水」の伝説で知られている。 いくつかの忍者組織は、「癒りの水」が何らかの神器の欠片であると疑っているが、容易に探ることができないでいる。 かの「地獄門」解放後、かつてここを棲処としていた強大な妖魔が舞い戻って来たためだ。

ハンドアウト

参加PCは以下のハンドアウトから一つを選択すること なお、いずれのハンドアウトにも所属流派の指定はない

PC1

あなたは所属組織の指令により、遠く白渦村までやってきた。 あなたの任務は、村に伝わる「癒りの水」が神器の欠片か否かを見定め、そうであれば組織のものとすることだ。

【使命】「癒りの水」の真贋を見極める

PC2

あなたには守るべき大切な人がおり、その人は不治の病により余命いくばくもない状態だ。 こうした事情から、あなたは「癒りの水」を切望し、白渦村に足を運んだ。水の力でその人を生かすためだ。

【使命】大切な人を救う

PC3

あなたは、白渦村に居座る妖魔に大きな因縁がある。 あなたの愛する者を奪い、あなたに深い傷を負わせたその妖魔は、件の村で力を蓄え、更なる惨劇を呼び起こそうとしている。 あの日あなたは、奴を滅ぼすことを心に誓った。

【使命】白渦村の妖魔の息の根を止める

PC4

あなたは白渦村で生まれ育ち、後に忍者となって村を離れた。 「癒りの水」については何も知らないが、おそらくはそのせいで厄介な妖魔と、何人もの忍者があなたの故郷に引き寄せられている。 離れて久しい郷里とはいえ、放っておけば村は彼らに蹂躙されるだろう。あなたにそれが許せるだろうか。

【使命】白渦村の脅威を追い払う