【私のアクセル】みんなで得意を持ち寄る みんなで現場を変える

https://www.youtube.com/embed/6hb_R0Nu-4g

私が今実現したいことは「自分や、自分がかかわる現場の変化のきっかけをつくる」ことです。

以前の職場で、自身が働きかけてチャットツールを導入した経験があります。私は広報だったのですが、自身が広報として営業現場の声を知りたいと思ったときに、そもそも営業部内で情報共有ができていなかったのです。これをどうすればいいのか、現場のみんなと話し合って、導入に至りました。営業も情報共有ができるようになり、広報も現場の声を拾えるようになった。両方の部署にとって価値のある、関係変化のきっかけがつくれたことが、充実感につながりました。

こんな風に私は、現場の人達と一緒に、もやもやから一歩抜け出せるような小さな成功体験を生み出したときに、仕事の充実感を覚えます。

以前HR系の会社にいたときに、クライアントさんがとても素晴らしい社員教育の取り組みをされていたので、どうにかして社内外に広げたいと思い、大手メディアに取材してもらうよう働きかけて、記事になったことがありました。研修の受講者を取材してもらって、社内でも「すごいね」と評判になり、研修施策がどんどん広がる結果になりました。このときも担当者の方が「どうやったら広がるだろう」ともやもやして悩んでいたとこから、話が始まったのですが、自身がきっかけで現場の人たちの成功体験が生み出せたことに、誇りを覚えたんです。

今後も、現場の「働く」をもっと充実したものに変えるために、現場の人たちと一緒に作戦を考えて、実行していく、そんな仕事に取り組んでいきたいです。「働く」時間って、長いじゃないですか。それがより充実したものになると、人生は充実するはずだと思うんです。組織を変えていくには、目指す方向性について大きな絵を描いて、アプローチすることもとても大事ですが、それとあわせて現場の課題に寄り添いながら、みんなで垣根なく得意なことを持ち寄って解決策を考えていくことも大事だと思っています。それぞれの武器を持ち寄りながら、自分が関わる意義を見出して、チームの結束をつくっていきたいです。

kinose.jpg

黄瀬真理

広報・モデレーター・WEB編集(フリーランス) メインは人材業界での経験(15年目)。大手人材紹介企業で10年間、転職者へのキャリアコンサルティングをメインに、管理部の業務など幅広く担当。その後、人材育成企業で、広報立ち上げとコンテンツマーケティングを中心としたWEBマーケティング戦略立案・推進を担う。 プロティアン・キャリア協会広報アンバサダー/新しい働き方・暮らし方を創る有志団体LirK運営メンバー/国家資格キャリアコンサルタント