この記事は架空アニメ Advent Calendar 2025の9日目の記事です。  みなさんも、存在しないアニメについて語りましょう!(/・ω・)/

\集団幻覚の時間です/

【注意】本記事では、アニメ「悪い子なんて、いないから」のネタバレをしています。ご注意ください。 【注意】でも、存在しないアニメなので、ネタバレを恐れる必要はありません。


突然の自己紹介で恐縮ですが、私は秋田県出身です。冬になるときりたんぽが食べたくなります。白米が秒で消えると話題の"ぼだっこ(塩辛い紅鮭)"も、もちろん好きです。そんでもって、いぶりがっこはソウルフードでございます。どうぞよろしくお願いいたします。

このアニメとの出会いは、偶然であり、必然でした。

2025年春アニメ一覧を眺めていた時、**「悪い子なんて、いないから」**という作品が目に留まりました。「悪い子がいるか否か」を連想させるワードから、「お、もしや【なまはげ】ですかな?👀」と、秋田県出身私の私は興味津々。

調べてみると、秋田県が舞台のアニメとのことで、ふるさと大好き民としては、すぐに視聴を決意しました。

正直、視聴前は「秋田の知ってる所、出るかな~?✨」とか「このアニメで秋田県が盛り上がるといいな~!☺」とか、のんきに思っておりました。

でも、1話を見終わる頃には、私の涙腺は完全崩壊でした…………!  ボロ泣きしすぎて目が腫れまくってしまい、翌日の仕事をリモートワークに切り替えた日もありました……! 週2は在宅勤務が許されてて良かったよ、弊社…………!

――― 以下、ネタバレです ――――

1話はチュートリアルとして分かりやすくて、いい導入でしたね!

主人公の大学生「ショーゴ」が(秋田のどこかの)駅に降り立った時、謎のゆるキャラの着ぐるみ**「秋田県非公認キャラ(自称):なまはげってぃ」**と出会うのが最初のシーン。

なまはげってぃから**「悪い子はいねがー!?」**とお決まりのセリフを言われて、自責の念から涙ぐんでしまうショーゴ。焦ったなまはげってぃが、着ぐるみを脱いで、**中の人「ハルオ」**が登場する流れは、ドタバタすぎて笑っちゃいました。脱ぎ捨てられたなまはげってぃの抜け殻、哀愁漂いすぎて面白いww

ショーゴの悩みを紐解く過程で、「なぜショーゴが秋田に来たのか」っていうのを自然に語らせるのが良かったですね。

祖父母が亡くなって2年が経つのに、まだ喪失感が消えなくて、でも「そのぐらい強く思っていたなら、生前にもっと気にかけていれば良かったのに」っていう自己嫌悪に押しつぶされて、ショーゴは大学を休学。気持ちの整理をつけたくて、秋田の祖父母の家を訪ねる――っていうのを、ハルオがなまはげってぃ(パペット)で一生懸命リアクション取りながら聞いている状況はシュールでしたねw しんみりしている話をしているのに、なまはげってぃの反応や動きが入ることで、雰囲気が明るくなるのがいい仕事してますね。

途中でリアクションがうるさすぎて、頭をギュって握りつぶされてる なまはげってぃの姿がとっても可愛い!! ぜひLINEスタンプとして出してほしいです。

で、なまはげってぃと共にショーゴの祖父母の家に行って、今は亡き祖父母の想いに触れて、前を向く決意をするショーゴ。おじいちゃんおばあちゃんの、孫を想う気持ち、あったけぇ……あったけぇよ……。