農園では、鳥類や小動物による被害が増加しています。果物や野菜の食害、糞害、営巣による収穫前の損失など、害獣の問題は農作物の生産性に深刻な影響を及ぼします。

合同会社YNEでは、環境に配慮した害獣撃退装置と、生態行動に基づく追い払い技術を組み合わせ、農園向けに最適なトータルソリューションを提供しています。

■ 害獣撃退装置「YNJBA01」「YNJBA2111L」の特長

「YNJBA01」と「YNJBA2111L」は、自然界で鳥が発する「危険信号音(ディストレスコール)」を再生する生態音響型害獣撃退装置です。捕食者に襲われた際の警戒音を再現し、群れ全体に危険を知らせて退避行動を促します。この方法で農園内での定着や営巣を防ぎ、作物を守ります。

特長:

■ 視覚刺激装置との併用で追い払い効果を向上

「YNJBA01」「YNJBA2111L」は、聴覚刺激に加えて視覚刺激装置(捕食者模型や風船、レーザー装置など)との併用が可能です。これにより、鳥に「危険な場所」と認識させ、長期間にわたる定着防止が実現します。

併用装置の例:

■ 害獣撃退装置導入事例(農園向け)

以下の農園では、害獣撃退装置導入後、大きな効果が得られました。

導入農園 被害内容 導入後の効果
果樹園(青森県) ヒヨドリによる果実の食害 約80%の食害減少、収穫量の向上
果樹園(宮崎県) カラスによる果実の食害 約90%の食害減少、収穫量の向上
ブドウ農園(北海道) 野生動物(クマ・シカ)の侵入 農園作業中のクマ侵入ゼロを達成
安心作業の提供
発電所(静岡県) ハトによる糞害・営巣 ハトの姿がほぼ消失、衛生状態の改善