カヌー・スラロームセンターは、都立葛西臨海公園の隣接地に2019年に整備された国内初の人工カヌースラロームコースです。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会ではカヌー(スラローム)競技の会場として使用されました。東京2020大会終了後は、カヌーをはじめとした水上競技の国際・国内大会を開催し、アスリートを強化育成する拠点とするとともに、広く水上スポーツ体験やラフティングなどの水上レジャー参加への機会を創出しています。本セミナーでは、こうした現場における創意工夫や合理化の取り組みを学び、楽しく安全で快適な水上レジャー施設見学のヒントを探ります。日本生涯スポーツ学会では、参加型改善研修(PAOT: Participatory Action-Oriented Training)として、現場視察と改善提案ワークショップを実施します。施設見学ツアーに参加し、レジャー環境の観察を行い、良好事例や改善のヒントを収集します。その後、見学内容をもとに施設見学ツアー改善の提案をまとめ、現場・研究者の方々と共有します。現場を見て、感じて、考えて、国際的な水上レジャー施設のツアー体験をデザインしましょう!
■名称:日本生涯スポーツ学会大会 スチューデントセミナー
■日時:2025年11月28日(金) 15:00〜17:00
■形式:現地参加
■持物:スマートフォン、パソコン
■集合場所:カヌー・スラロームセンター 管理棟2階会議室
■プログラム
| 【 11/28(金) 】 | |
|---|---|
| 15:00 | 集合(カヌー・スラロームセンター:管理棟2階会議室) |
| 15:00-15:15 | 説明・小講義(順天堂大学・甲斐素子) |
| 15:15-15:45 | 研修①(フィールドワーク) |
| ※カヌー・スラロームセンターの見学ツアーから、良好事例を収集します。 | |
| 15:45-16:30 | 研修③(グループワーク) |
| ※みんなで施設をより良くするための改善案の作成・プレゼン準備を行います。 | |
| 16:30-16:45 | 研修④(プレゼンテーション) |
| ※施設の方に改善案をプレゼンします。 | |
| 16:45-17:00 | 表彰・総評 |
| ※優秀な改善案を表彰します(優秀発表賞) | |
| 17:00 | 終了 |
参加型改善PAOTでは施設環境の良い所(良好事例)をさらに良くするための改善案を考えて企業に提案します。フィールドワークではカヌー・スラロームセンターの見学ツアーを体験して、ツアーの楽しさ・安全・快適の良好事例写真を収集します。グループは当日の受付時に発表します。主なミッションは以下の4点です。
<aside> 💡 ミッション
カヌー・スラロームセンターは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会ではカヌー(スラローム)競技の会場として使用されました。アスリートを強化育成する拠点とするとともに、広く水上スポーツ体験やラフティングなどの水上レジャー参加への機会を創出する施設です。利用者の安全と快適を守りながら、水上レジャー体験の現場を視察し、この施設をもっと安全で快適にするためのアイデアを考えましょう!