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身体の変化

ジェミネーション施術を受けた者の身体には、部分的な鉱物化が生じる。腕や皮膚、骨格の一部が宝石状に変質し、その性質に応じた能力を発揮できるようになる。施術は原則一度限りであり、二度目以降は新たな反応が起こらないどころか高いリスクを伴うため、再施術は推奨されない。

変化は施術直後には現れず、15〜30分後から徐々に始まる。この過程では吐き気や頭痛、変化部位の痛みなどの体調不良が生じる場合がある。開発初期の鉱物化液では苦痛が非常に強かったが、Lodeによる改良により現在は大幅に軽減されている。

能力の発現

ジェミネーションによる能力は個人差が大きく、同じ宝石種であっても発現内容はほとんど異なる。そのため、事前の分析や検査だけで能力内容を特定することは難しく、基本的には実際に発動させて確認することになる。

施術直後に現れなかった能力が、数年を経て慣れや訓練によって徐々に発現する例も報告されている。なお、一人の人間が適合できる宝石は一種類のみであり、複数種を取り込むことはできない。

鉱物化した部位

宝石に変化した部位は、その宝石と同じ成分・硬度・靱性を持つ。硬度の低い宝石の場合は衝撃に弱く、欠けや割れが発生しやすい。小さな破損であれば時間とともに自然修復が起こるが、大きな欠損は自然治癒しないため、Lode治療班による処置が必要となる。

破損した鉱物化部位から血液が流出することはないが、鉱物化部位にも血流が存在するとみられ、非鉱物化部位からの出血は確認されている。その仕組みは未解明である。鉱物化した部位は体温を持たず、触覚や痛覚は鈍いながらも残存している。

髪や関節部、血液など柔軟性が必要な部位では、結晶が繊維状になるなどして柔軟性を保ったまま変化する。また、瞳や臓器が鉱物化し、かつ適合した場合には、それぞれの機能を維持したまま鉱物化することがある。

能力の発動部位

能力が発動する部位は、鉱物化した部位と一致するとは限らない。鉱物化した部位が強化・変形する能力も多いが、発動時のみ普段は変化していない部位が一時的に鉱物化するケースも報告されている。