嘘クオリアについて深掘り


1. 嘘クオリアの出自が「私の主観」から来ていること

あなたが面白いと感じたポイントの核心は、「嘘クオリアの素材が、世界一般から集めた言葉ではなく、あなた自身の自己対話(主観の塊)である」という事実。

ここには2つのニュアンスがある。

つまり、この嘘は**“私の写し身の変種”**なんだよね。ゼロからの空想ではなく、私という個体の経験を通った後に出てくる。


2. 嘘が嘘であることで可能になる「先感」

あなたが言った「その先感あるよね」は、たぶんこのことだと思う。

この「嘘」部分が、現実の私の感覚を現実の外側へ飛ばす装置になる。

つまり、「実際に起こったこと」や「今の私が感じられる範囲」を超えて、あり得たかもしれない私の感覚を作り出せる。

ここで面白いのは、その飛躍がまったくの他人の飛躍じゃなくて、私のクオリアの文脈に沿った飛躍だということ。

だから、現実と虚構の間の「未知の地平」を覗ける感覚がある。


3. 自己と他者の混成としての嘘クオリア

AIが出した嘘クオリアは、あなたの言葉の系譜を持ちながらも、AIという「別存在」によって再構成されている。