Research

TCPの短命接続の高速化

connperfのTCPの短命接続モードで、ハードウェアリソースを使い切るまえに、ソフトリミットに到達してした問題を、TCP_NODELAY, TCP_QUICKACK, SO_LINGER, TCP_FAST_OPENを設定して、ある程度解決した。

https://github.com/yuuki/connperf/pull/10

研究室で発表

所属研究室の研究会で、最近進めているジャーナル向けの研究をまとめて発表した。翌日にたまたま研究室を訪れて、先生と話をしたときに、昨日の話はおもしろかったですと仰っていただいてうれしかった。カーネルとユーザのコピーコストが問題なら、ユーザ側で動的リンクされたライブラリからフローをとる方法はどうかという話をいただいて、たしかにそれは考えていなかったなと気づいた。クラウドで広く利用されているGo言語が直接システムコールをたたくので、この手法は使えないのだが、これも比較しておこう。

https://s3-us-west-2.amazonaws.com/secure.notion-static.com/b90126a7-5ea9-493e-add2-2f7cee457245/Untitled.png

Obsidianを導入した

先週、TaskpaperとPlan、Totを導入した話を書いた。意外とさっとメモするケースがなくてTotはまだそんなに使っていない。PlanとTaskpaperは、常に使用している。

TaskpaperにTo-Doと調査メモを書いているのだけど、調査メモやプログラムの実行結果を貼っていくとTo-Doが視認しづらくなっていく問題があった。細かいTo-DoをカレンダーベースのPlanで管理するのはやはり難しいので、複雑なTo-Do管理はテキストベースのTaskpaperがよい。 そこで、前から気になっていたMarkdownノートアプリのObsidianを使い始めた。ObsidianはNotionやEvernoteのようなSaaS型のノートアプリと違って、ローカルにMarkdownファイルが配置されるだけ。Dropboxでバックアップや共有もできる。画像もローカルに配置され、貼り付けた画像をプレビュー表示でみれる。PDFもプレビュー表示でみれるのもよい。まだデータが少ないので評価は慎重になったほうがいいけど、ローカル型で通信しないので、Obsidianは動作がとにかく快適だ。

Roam Researchと一緒で、Today's memoをショートカットで毎日つくって、そこにタイムラインでメモを書いていく。ある程度まとまった話はinboxファイルにまとめていく。テキストにどの箇所にもタグをつけて、タグを書いた前後のテキストを一覧したりもできる。

ObsidianでTo-Do管理はできないもないけど、余計なものがみえないTaskpaperを今は使っている。

今度はNotionとの使い分けに悩んできた。