2021年2月8日(月)20時(日本時間)からClubhouseで開催予定のイベント「『創るためのAI』の感想を語る会」の資料です。

『創るためのAI』の感想を語る会

企画・進行・資料作成:小林茂

本の紹介

基本情報

創るためのAI - 機械と創造性のはてしない物語

出版社Webサイトの書籍に関するページ

小林による要約(読み)

第1章:AIはアーティストになれるか

創造性は、人工知能(AI)によって置き換えることができない、人だけの能力だとされることが多い。この前提を疑い、「創造する機械」をつくろうとすることにより、創造性についての理解を深め、創造性を拡張できるだけでなく、人とAIの未来を考えることができるのではないだろうか。

これまでのところ、アーティストとしてのAI「が」自律的に制作したとされる作品は、実際には、人が道具としてAIシステムを用いて制作したものに過ぎない。しかしながら、独立したアーティストか単なる道具かという二択で考えるのでなく、その間にグラデーションがあると考えれば、人の創造性を拡張することにつながるのではないだろうか。