JASRACの著作権収入は20年度に4%減った

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日本音楽著作権協会(JASRAC)は19日、2020年度の音楽著作権収入(使用料)のうち、ネット経由が前の年度比48%増の322億円と伸びたと発表した。放送による収入を初めて上回った。定額音楽配信サービスの利用者が増え、ライブのオンライン化に伴ってライブ配信サービスの需要も旺盛だった。

全体の収入は4%減の1126億円だった。新型コロナウイルス禍でイベントやライブの中止が響き、演奏による収入が落ち込んだ。CDやDVDなど録音による収入も13%減だった。

放送による収入は3%減の300億円。JASRACはコロナ禍に伴う広告費の落ち込みなどの影響は21年度以降にさらに大きく出てくるとみている。