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イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏は、イーサリアム(ETH)2.0への移行が予想よりも時間がかかってしまっていることを認めた

今週開催されたバーチャルフィンテックフォーラム「StartmeupHK」で講演したブテリン氏は、イーサリアムの構築には予想していたよりも多くの時間が掛かったと語っている。ETH1.0のブロックチェーン構築は約3ヶ月の予定だったが、実際には18ヶ月かかった。そしてETH2.0は、さらに時間がかかっているというのだ。

「プルーフ・オブ・ステークを行うのには1年かかると考えていたが、実際には6年かかっている。時間がかかると予想される複雑なことを行っている場合、実際にはより多くの時間がかかることになるだろう」

さらにブテリン氏は、イーサリアムが現在の状況になるまでの間、内部チームで多くの衝突があったとも付け加えている。「私たちのプロジェクトで見つけた最大の問題の1つは、技術的な問題ではなく、人に関連する問題だ」。

ブテリン氏は、ETH2.0は、ロールアップとシャーディングを組み合わせ、大規模なエンタープライズアプリケーションが期待するようなスケーラビリティを実現できると述べている。ただし、最新のロードマップの推定によると、それは2022年後半までかかりそうだ。