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名前:陳玉児(Chén Yù'ér,)が崩れてミッシーと名乗る 所属:城の厨房「香香館」 一人称:オレ 性別:女 星座:牡牛座 身長:158cm 体重:51kg 髪色:黒 瞳の色:黒 身体の状態:左腕に傷跡があるが後遺症はなし 眉がないのは剃っているから 恋愛、結婚観:女好き 別れるのが下手で泥沼化しやすい 出身と時代:明代の徽州(安徽省) 城の認識:不完全な仙境 恐怖:飢餓 酒癖:嗜む程度

城の厨房すべてを取り仕切る女性。年齢不詳。さっぱりした性格で複雑に考えず、面倒見のいい料理人。悪意なくズバズバと物を言うので、人を無駄に傷つけることがある。なぜか人によく悩みを相談されるが、基本的に共感せず聞くだけであり、解決策は「飯食って寝ろ」のみ。  城の全員分の食事を作ることも容易い圧倒的な技術と仕事量、そして食糧供給を担っているため実質的な城内随一の権力者。しかし本人は料理を作りつづけることにしか興味を示さないため、月の器をどう使うかの方針会議にはほとんど参加しない。城内で誰の使い方に賛成かという投票を行うと、常にぶっちぎりで勝利する。

宮廷で蓄えた豊富な知識、栄養や薬膳に精通し、山の植物や動物にも詳しく、ミッシーが来る前と来た後では明らかに食事の文化レベルが急上昇している。また保存食や備蓄といった正しい知識がもたらされたのも彼女が来てから。月の器や森にある野生の動物、植物などから食べられるものを飼育・栽培などどこまでいってもまったく功績に困らない女。  また貴人に仕えていた経験から、オズワルドなど気位の高い相手を手玉に取るのがうまい。有能なはずだが恋愛だけはなぜか泥沼になりやすく、過去に城内でも何度か恋愛トラブルや流血沙汰に発展している。愛情表現はもちろん料理で、あまりの特別な美味しさに惚れてしまう女が多い。

明代の徽州(安徽省)で山岳に程近い貧しい農民の家に生まれる。薬膳や豆腐料理の腕を買われ、「明朝最悪の暴君」とまで言われた宦官・魏忠賢のもとで働く宮廷料理人に抜擢される。華やかな明の宮廷で豪華絢爛な食事を作り腕を磨いていたが、主人の暗殺を依頼されたが「料理に毒を入れる」ということを断固拒否し、魏忠賢失脚より前に利き腕を失い処刑されかけていた。……というのが本人の言い分だが、そのように仕向けられた背景には宮廷の女官たちとの恋愛トラブルがある模様。  城ではファウストに腕を治療してもらった恩を感じ、城にくる全ての食事を必要とする人間に料理を作り続けている。  宮廷では陳玉児(Chén Yù'ér,)と呼ばれていたが、城の住人たちは西洋人が多く発音づらかったのと本人の徽州訛りから「チェン・ユーアル(Chén Yù'ér)」 → 「ミュエル」 → 「ミッシー」と変化して今に至る。