セッションとは、一連の処理の始まりから終わりまでを表す概念のことで、広く様々なところでセッションという言葉は利用されています。 HTTP セッションは、セッションIDをクッキーに保存して、サーバーとクライアント間で送受信することで、1つのセッションとして、サーバーへの接続から切断までを1つのセッションとして管理します。
本来HTTPは、ステートレスなプロトコルのためWebサイト内のページ間の処理を「一連の処理(セッション)」として扱うことができません。 セッションIDはサーバー側で生成される一意なIDで、セッションIDを利用することでクライアントの識別が可能になり、「一連の処理(セッション)」としてステートフルのような処理が可能となります。
新しいセッションを開始、あるいは既存のセッションを再開します
session_start( )
session_startはセッションを作成(セッションIDとセッションファイル)をします。
もしくは、GET / POSTまたは、クッキーで渡されたセッションIDに該当するセッションがある場合は、既存のセッションを復帰します。 1回のリクエスト内で複数回session_startをコールした場合は、2回目以降のsession_startは無視され、Noticeが発行されます。