ryuichiueda/LNPR_BOOK_CODES

上のレポジトリからデータsensor_dataを引っ張ってきてそれをDataFrameで読み込むところまでできるようになった

わかったこと

• RustでDataFrameを扱うにはpolarsを使うといいらしい

polars - Rust

• Rustで依存するパッケージを追加するためにはCargo.tomlに書き加えればいいらしい。requirements.txtみたいなもんか？

[package]
name = "lidar_200"
version = "0.1.0"
authors = ["hogehoge"]
edition = "2018"

# See more keys and their definitions at <https://doc.rust-lang.org/cargo/reference/manifest.html>

[dependencies]
polars = "0.10.1"

• 書き加えてからcargo update && cargo runするとうまくいけば依存を組み込んだ形でコンパイルできる、が自分の場合はpacked_simd_2というパッケージをコンパイルするときにE0554というエラーが出た。
• E0554はライブラリの中に#![feature]みたいに書かれた部分があるとstable版のコンパイラではコンパイルできずnightly版のコンパイラでコンパイラを使う必要があるよ、というエラーらしい。ちなみにエラーコードがある場合rustc —explain E0554みたいにして詳細を調べられるらしい。
• nightly版のコンパイラのインストール方法とプロジェクトのデフォルトのコンパイラをnightlyに変える方法はhttps://doc.rust-jp.rs/book-ja/appendix-07-nightly-rust.html に書いてあった
• Crateを使うにはuseキーワードを使うっぽい
• polarsでDataFrameを読み込むには次のようにする

use polars::prelude::*;
use std::fs::File;

fn read_frame() -> Result<DataFrame> {
	let file = File::open("<ファイルのパス>").expect("could not read file");

	CsvReader::new(file)
		.infer_schema(None)
		.has_header(false)
		.with_delimiter(b',')
		.finish()	
}

• Rustの関数はreturn書かなくても最後に評価された式の返り値が返されるようになっているっぽい？
• Resultは失敗するかもしれないオペレーションに関してラップして返してくれるらしい。.unwrap()で中身が取り出せる

余談

• evcxrという対話環境があるらしい。ちょこちょこっと実験する分には便利。

Evcxrを使ってJupyter Notebook（JupyterLab）でRustを実行する | Developers.IO